ホームの視察

 駅のホームで転落防止のために設置されているホームドア。ホームの安全対策にとって極めて有効です。2007年当時、首都圏各駅のホームドアの設置はほとんど進んでいませんでした。吉倉都議は都民の生命を守るために、まずは都営地下鉄が率先して設置するべきだと粘り強く訴え、都営大江江戸線の全駅に設置が決定しました。
吉倉の次の目標はJR、私鉄への普及でした。民間事業者は費用のかかるホームドアの設置に2の足を踏んでいる状況にありました。そこで吉倉都議はホームドア設置のための費用を都が一部補助するスキームを提案。都は試験的に小田急、京王の新宿駅など3駅でのホームドアの設置の補助を決定しました。 また、「一刻も早い設置を」との吉倉都議の訴えなどにより、JR東日本は、計画を2年前倒しして、2013年度に新大久保駅、高田馬場駅を含む7駅にホームドアを設置することを発表しました。吉倉都議の執念の戦いにより、首都圏各駅でのホームドア設置の動きが加速しています。